初めてのテン泊準備(バーナー編)
時間が経つのは早いですね、ザック編をアップした事でひと安心していたら、もう1か月が・・・。そろそろ”はじめてのテン泊登山”をする時期が近づいてきました。
今回は山ごはんには欠かせないバーナーについてアップしてみようと思います。
初めてのテン泊準備(バーナー編)
OSSANのバーナー歴
まず最初にOSSANがバーナーを選ぶのは初めてではありません。と言うのも、OSSANの趣味のひとつに釣りがあります。
釣りの中でも磯釣りと言うジャンルで、もっぱら海の上にポツンとある、島と言うか岩だけみたいな場所に船で運んでもらって、釣りをするのを好んでます。もちろん真冬の雪が舞う様な極寒期にも出撃するので、何もない吹きっ晒しの場所で、寒さに耐え何時間も・・・って場面も結構あります。
そんな時に食べるカップラーメンは、格別に美味しい!ってだけでなく、体や心までも暖めてくれます。そのマストアイテムが、お湯を沸す為のバーナーとなります。なのでOSSANは初めてのバーナー選びではなくプチ経験者ですw。もひとつ付け加えるとツーバーナーも持ってますw。でもテン泊登山用に検討したのは初めてなんで、ご勘弁くださいね。
続けます・・・w。OSSANが最初に手にしたバーナーは、「温まればいいや!」くらいの、量販店なんかのキャンプコーナーに並んでいたOD缶の上にねじ込むタイプのものでした。暫くそれを使用していましたが、潮風にやられたのか2~3年で点火の調子が悪くなったのを機に、”ちょっと奮発”してジェットボイルにバージョンアップしたのを覚えています。
JETBOIL(ジェットボイル) バーナー ZIPジップ ブラック 1824325 BK 【日本正規品】 PSマーク取得品
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ここでなぜ 奮発して ジェットボイル?って・・・思いました?(思わないかw)
理由は2つ有ります。これはきっと、山でも一緒でしょう。まずひとつ目は「風対策」です。
ジェットボイルも抜群に風に強いって訳ではないのですが、それでも最初のものよりは随分マシでした。日中は火が見えにくい上、波の音なんかも邪魔して、特に最初のバーナーは「沸くの遅いな~」なんて思ってたら消えてた!って事も度々ありました。
そしてふたつ目は、お湯の沸く「スピード」。
このスピードとは、”ラーメンが早く食べられる!”ってものではなくて、主に燃焼効率とか熱効率などを合わせた結果のことです。風が邪魔したり、寒過ぎてなかなか湯が沸かないって状況では、効率良く食材に熱を加えられるものが当然重要で、これが良いと、使う燃料も少なくて済むので経済的で、荷物の軽量化にも繋がります。
ジェットボイルはフラックスリングという構造で、熱効率を飛躍的に向上させています。
ジェットボイル却下
当初OSSANは、このジェットボイルをテン泊でも使う予定にしてました。
が、ここで鶴ならぬオバハンの一声が聞こえてきました。
OB 「ジェットボイルじゃ料理できないからバーナーいるわ!重いし・・・。」
重いのはどうせOSSANが担ぐので関係ないでしょうよ!・・・と心の中で突っ込みを入れつつ、早速Google先生に事の真相を伺ってみます。
O3 「確かに重そう・・・(*'ω'*)」
ジェットボイルも専用のフライパンや、大口タイプとか色々ラインナップされているじゃん!と、とっさに言い返しそうになりましたが、逆にフラックスリングが仇となって致命的に嵩張り、重量もそれなりに・・・。あと、お値段もそれぞれ購入すると結構なものになります。セットの中にゴトクは有りますが、普通のクッカーを使うのならジェットボイルの魅力が・・・無くなる。
ここはお湯沸かし専用機と諦めて、素直に従った方が良さそうです。
あとでストームクッカーなるものに、シングルバーナーorアルコールストーブを組み合わせた動画を見せられましたので、オバハンが何を夢見てイメージを膨らませていたのか大体想像できました。無難に反抗しなくて大正解だった様ですw。
ただしストームクッカーの重量を見つけた時には、つい突っ込みを入れそうにはなりました。「ジェットボイルの倍やん!」ってw。
trangia(トランギア) ストームクッカーL・デュオーサル TR-25-21ULD
と言うことで、もう少し詳しくGoogle先生に聞いてみる事にしました。
バーナー選びで気にしないといけない事
・風&寒さ対策
・携帯性・形・重量
・燃焼効率
・燃料の種類
テン泊登山でのバーナーで気にしないといけない事は、概ねこんな感じでしょうか。
- 風&寒さ対策
まずは「風&寒さ対策」ですが、風については海同様、山でも全く同じで、それに加え高山&氷点下という環境下で、「点火しない」とか「火力が上がらない」って事も考慮する必要がある様です。
点火については、別途ライターとファイヤスターターを準備するつもりなので、あとはGoogle先生に聞いて、高山での使用実績のあるものとか、メーカー押しものを選ぶ事にしました。 - 携帯性・形・重量
当然携帯性や形は、パッキングする上で重要な要素です。特に重量については、登山では自力で運ばなければならないことから、"軽さは正義”って言われるくらい重要です。 - 燃焼効率・熱効率
これは前にも書いた様に、調理の早さと言うより、用意する燃料が少なくて済むことや、厳しい環境下でも使用可能かってことに繋がる様です。 - 燃料の種類
調理をする為の燃料としては、種類には一般的にLPガスを使用したガス系のものと、ホワイトガソリンやアルコールといった液体系のもの、あとは固形燃料とかもある様です。固形燃料はバーナー編からは少し外れるのでまたの機会にしたいと思います。
ホワイトガソリンは、アウトドアでは良く使われていていますし、OSSANもランタンやツーバーナー等のキャンプで馴染みがあります。低温に強くコストパフォーマンスも良さそうですが、重くて嵩張るのでテン泊登山には少し向かない様です。
アルコールについては、オバハンが自作ストーブ作りにハマって、メーカー品を含めて燃焼実験を繰り返して研究されている様ですので、またの機会にご紹介したいと思います。結論的にはお湯を沸かす程度か緊急用で、メイン使用は力不足と考えるのが良さそうです。
この他にも直接調理には関係ないですが、音も気にする点の様に感じます。寒さに耐えかねて暖かい飲み物が欲しい!・・・なんて場面で、それが寝静まった深夜とかめっちゃ早朝の、混み混みのテン場だったり。そこで「ゴォーーー!」なんてのは、イビキ攻撃と同系でNGですよね~w。
そしてOSSANがチョイスしたバーナーは!
SOTOの「ウインドマスターSOD-310」!
ソト(SOTO) マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター SOD-310
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決め手は、風に強い!高山やマイナス気温下でも安定してる!って事で。
本当の事を言うとCB缶の分離タイプが、大きなクッカーへの対応や安定感も良さそうだし、ランニングコスト的にも非常に魅力的!・・・で良かったんですが、なんてったってイニシャルコストの差が大きかった!。
『うちは山に飯を食いにいくんじゃない!登りに行くんだ~!!』と、負け惜しみを言いながら、ポチッとしましたw。そしてちょっとだけ拘って4本五徳のオプション追加!。
ソト(SOTO) ウインドマスター用4本ゴトク フォーフレックス SOD-460
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ちなみに、最後まで争ったのはプリムスの「ウルトラバーナーP-153」でした。
P-153はカッコ良さげで男の子心をくすぐります。それに、なんてったって収納時のコンパクトさ加減については最高です!。めっちゃ魅力的でした。でもGoogle先生に良く良く聞いてみると、”音がうるさい!”ってご意見や、使用を重ねるてるうちに五徳が焼き付いて"固くなって仕舞え難い!”なんて情報が結構あったので落選となりました。
もひとつ追加
オプション?的には、もひとつだけ追加で評判の良い・・・、オプティマスのウインドシールドをポチッっとしときました。
これでとりあえず完璧?かな?
注意事項
上記組み合わせには、問題点がありますので別途お知らせ致します。