ば~ちゃる Climber's High

名山過疎地で寂しく妄想を膨らませてる、OSSANとObahanのメモ帳。

初めてのテン泊(さぁ本番!)

初めてのテン泊(本番)

ホントはもっと準備編をアップするつもりでした・・・w。でも時間は待ってくれず、初めてのテン泊。

行ってきちゃいました~!!

 

今回の目指した山は 

今回の目指す山は、北アルプス「燕岳」大天井岳

北アルプスの女王」燕岳(標高2,763 m)f:id:ossan010:20180806193810j:plain
常念山脈の最高峰」大天井岳(標高2,922m)f:id:ossan010:20180806193806j:plain

 中房登山口よりエントリーして、燕山荘のテン場で一泊。そこから大天荘に移動してテン場で一泊。一気に逆戻りで下山のピストン計画です。

 

いきなり北アルプス!!って思われた方もいらっしゃるかもしれません。確かに中房登山口から燕山荘への通称「合戦尾根ルート」は、北アルプスでも3大急登のひとつに数えられるコースとなっていますが、知ってる人には「あ~、エントリコースには丁度いいんじゃない。」って言って貰えると思います。

難易度・危険度共に少なく、燕山荘に至っては「日本一行きたい山小屋」に選ばれる程大人気で、生ビールはもちろんケーキは食べられるわ、途中の合戦小屋では冷たいブランドスイカは食べられるわで、絶景以外のご褒美も盛りだくさんw。登り下りでの渋滞や、登山口の駐車場の心配をしないといけない程の大人気ルートです。特にこの時期は夏休みの子連れ登山も多く、老若男女で混雑必死なお山となっております。

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※画像は燕山荘からお借りしてきました。この他にもイチゴミルクなんてのも。

 

急登具合もネットで見る分には、「たいした事ない」とか「三大急登の割に・・・」って良く見かけましたから、OSSANもその言葉を信じて気楽にチョイスw。(感想は、のちほどw)

燕~大天井の縦走についても、表銀座コース」の一部で、大天井から先(槍ケ岳間)は、難易度がグッと上がるみたいですが、そこまで行かないので大丈夫!w。いきなり大天井まで1日で行程を立てる人もいらっしゃる様なので、かなり余裕のある行程になってる筈です。・・・たぶんw。

 

やつがやってきた!

出発まであと1週間。何事もなく順調に進んでいます。ただ気がかりなのはお天気。今までの数少ないお山経験なのに、結構お天気に悩まされた過去があるOSSANです。

 (※基本晴れ男で、毎回最終的にはバッチリなお天気になるんですけどねw。)

どうやら今回こそは、週間天気予報を見ても晴れマークが続いてますし、テレビニュースでは「”猛暑”の上に”酷暑”って言葉ができました!」とか「命に危険を及ぼす暑さです、注意して下さい!」と連日伝えているくらいですので大丈夫そうです。天気図を見ても、雨どころか雲すら少ない状況です。v(^^)

 

OSSAN 「さすがに今回はお天気の心配はしなくて良さそうやなぁ~。」

     「良すぎて暑さ対策で水分いっぱい要るんじゃない?」

なんて安心しきってました・・・。

 

しかし・・・。

世の中はそんなに甘くはありませんでしたw。

いきなりヤツは現れたのです!

 

 「台風12号」

 

それもまるで登山日を狙った様な、見たこともないコースとタイミングで・・・。

 

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29日(日)は、まさに中房から急登を登り始める予定の日。予報円のど真ん中がみごとに重なってますw。このイケズな台風の発生に、またも自分の持てる貧弱な情報と判断力をフル動員して、最善の方法を導きださなければならないハメになってしまいましたw。オバハンが同僚から勝ち取った夏季休暇の日程は、もはや変える事ができません。

思い起こせば一昨年の富士登山でも台風に虐められました。去年もやっぱり台風、それも1か月も前にできた超ご長寿な珍しいヤツにw。今年もか・・・トホホ。

オバハンから、別にB案・C案まで考えろとの命令が下りました。(;^ω^)

 とりあえず・・・

 A案、自分の晴れ男度を信じて強行突破!

 B案、台風の進路から離れて九州(九重)方面に行く。

 C案、更に足を延ばして東北(尾瀬)方面に行く。

 ・・・D案、諦めて家で雨戸を閉めてフテ寝w。

 

オバハンにはC案まで伝えておきました。

さあ、各機関や海外の進路予想や、釣りで重宝してる某気象情報サイトとにらめっこして決断の時です!最終的には強行突破をすることに。

 

OSSANの希望的予想はこうです!。

初日(29日)は雨はそれほどでもなさそう。山の風が想定不能なので現地状況により、登山開始時間を遅らすか、最悪次の日に延ばして1泊に変更。

2日目(30日)以降は台風一過で抜群のお天気になる!・・・あとは自分の晴れ男度を信じるのみ。

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ただこんな天気も、悪い事ばかりではありません。ひとつだけ良いことがあります。それはきっと登山客が少ない事。きっと混雑は避けられるでしょうw。

 (※上記に登場する某サイトはかなり細かく予測情報を提供してくれて、今ままで釣りではOSSANの信頼と実績をめっちゃ勝ち取ってます。ですが山では?なので安にお勧めして自己責任とはいえ事故につながってもいけませんので、追々に状況をみてご紹介させてください。)

 

さぁ、行くと決まればもう怖いものはありません。台風に向かって車を走らせるだけです。あ、ちなみにOSSANは西日本の方に住んでますので・・・w。

 

<登山前日へ続く・・・>

 

meizanpoor.hatenablog.com