初めてのテン泊登山(2日目)
お早うございま~す。
えっと、お天気は・・・晴れてま~す!(^^)
『モルゲンロート』山への興味がホヤホヤのOSSANなので、最近覚えた言葉ですw。ひとつの単語だと思って使ってましたが、山とは無縁の英文科卒のお嬢さんに「ドイツ語ではMorgenが朝、rotは赤って意味ですよ。」ってサクッと指摘されて、そこで2つの単語から出来ていることを知った、そんなところですw。
初めてのモルゲンロートが『槍』
さぁ、その噂に聞くモルゲンロートの始まりです。
朝4:00に起床。ご来光を見ようと出てきた集団に背を向けながら、反対向きにカメラをセッティングします。北アルプスの名峰達の赤く染まりっぷりに期待が膨らみますw。
太陽が顔を覗かせてからの、ほんの十数分のショーでしたが、これでOSSAN初めてのモルゲンロートは北アルプス、それも一番画になる「槍ヶ岳」と言う事になるのでしょうw。暗い空から刻々と変わっていくグラデーション、ピンク色の雲に浮かぶ富士山なんかも見えて360°最高でした!。
ただ写真とか見過ぎてたせいか、期待してた程真っ赤では無かったなぁw。明日もう一度大天井岳でチャンスがあるので、”乞う御期待”ってトコですかね。
燕岳へGo!
さぁ、本日は昨日行きそびれた燕岳から始まります!。往復約1時間のコースタイムですが、途中絶好のカメラスポットも沢山あるので、ゆっくり撮影も楽しみながらのピストンです。
朝特有のヌケの良い真っ青な空!ウキウキ買ってしまった「燕」Tシャツ!(ここ以外で着たらヤクルトファンと間違われそうw)。イワヒバリも良い声でサエずってます。燕の女王様にどっぷり浸って最高過ぎです。もう何も言う事はありません!往復に倍の2時間もかけちゃいましたw。( *´艸`)
燕岳を満喫したあとテントと荷物をお片付け。さぁ大天井岳!・・・ってこのタイミングで、何故かのケーキタイム♡w。(ホントは明日の帰り道で頑張ったオバハンへのニンジン作戦だったのに作戦失敗です。)
折角なのでサンルームで頂く事に。しかもこの時間帯にこの辺りをウロウロしていられる様なヤワな登山者は他にはいない様で、贅沢な完璧貸し切り状態w。『燕山荘』はホント綺麗で、使ってる木なんかもぶっとくて立派な山小屋でした。( ^∀゚)d
大天井岳にGo!
このままだと永遠にマッタリし続けちゃいそうないい雰囲気。ここは勇気を振り絞って出発しなきゃです!。
"大下りの頭"でひと休みしていると、一気に雲が押し寄せてきて真っ白に。なのでここからはあまり写真はありません。
鞍部にある鎖場。
ここにはこのルートを開拓した小林喜作さんのレリーフがあります。ここにくるまでこのレリーフ、さぞや見晴らしの良い、コースなんかも見渡せる高台にあると思ってました。こんな谷底にいらっしゃるとは・・・w。行く手に見える階段の先もガッスガスで、永遠に続いてそうに見えて不安ですw。
大天荘(常念岳方面)と大天井ヒュッテ(槍ヶ岳)の分岐。大天荘まではあと500mちょっと。トラバースと言っても、ずっとガレ場の登りが続きます。気持ち空気も薄いのか息が上がるのが早くなって、オバハンはここからの登りで一気に顔から生気がなくなりましたw。
着きました~!早速テントを張って、遅めの昼食。ペペロンチーノと昨日残ってしまった焼肉の続きです。こんな山のテッペンでジュ~ジュ~焼肉も、なんだか変な感じです。相変わらず廻りは真っ白。
ひと息ついて何もする事が浮かばないので、片道10分くらいの大天井岳頂上へピークハントに出掛けてみました。
やっぱ真っ白で何も見えましぇ~ん。(=_=)
何もする事がないのでテントの中に戻って、しばらく友達とSNSってると、少し外が騒がしくなってきました。お外に出てみると・・・。
雲が下がって、穂高連峰が頭を覗かせていました。反対を見るとこれまた、本日歩いてきた燕山荘からの縦走ルートが浮き上がっておりました。
今回のOSSAN一番の目的と言うか楽しみは、この場所から天の川をバックに槍の写真を撮る事。その為にこの大天井岳をチョイスしたのです。Google先生が教えてくれた画像の数々は素晴らしく、それを見ては日々憧れておりました。
ところが・・・。
ところがです、昨夜気が付いたのですが、なんと今は”まんまるお月様”の満月。太陽が沈んで暗くなり始めると速攻輝きはじめて邪魔し始めます。それも一晩中w。いくらお天気が良かろうが、このお月様が明る過ぎて、天の川なんて写りましぇ~ん!。大誤算でした。(ノД`)
もう、残すは明日の朝!人生2度目のモルゲンロートに賭けるしかありません!。
と言う事で早めのお休みなさい!。ですw。<(_ _)>
<3日目に続く・・・>