カバー(COVER)。
「そのカバー可愛い♡!どこで買われたんですかぁ?。」
この言葉は、この前の大天井岳中腹辺りにある分岐点で、追い抜いて行かれた、山ガール*1にObahanが言われた言葉です。たったこれだけの短い言葉でしたが、北アルプス遠征での『嬉しい出来事ランキング』上位にランクされて、目尻のシワがちょっぴり深くなったであろう場面でした。もちろんObahanのですw。
「黒いのしか売ってないのよ~、縫ったのよ~♡」と答えたObahan。すかさずOSSANの方に振りむいて・・・
Oba「ねぇ聞いた今の!♡」
最近出現率がとんと減った『満面の笑み』と『1トーン高いナイショ声』のダブルで出現したので間違いありません。上位も上位、最上位です。(^^)
はたしてその話題の主となったカバーとは・・・。
カバーの正体。
OSSAN、Obahanともにマットレスは悩んだ末、サーマレストのZライトソルというマットレスを購入しておりました。ある日「やっぱカバーいるかなぁ?」って事で、早速ネットで探してみましたが、なぜかブラックのものしかヒットしません。どうもこれではObahanの購買意欲は刺激されない様です。何度目かのショップ巡りの時、絵柄に拘りのなかったOSSAN用に、ひとつだけ購入したところで時が止まっておりました。
THERMAREST(サーマレスト) アウトドア用マットレス クローズドセルマットレス Zライト ソル シルバー/レモン R(51×183×厚さ2cm) R値2.6 30670 【日本正規品】
- 出版社/メーカー: THERMAREST(サーマレスト)
- 発売日: 2012/03/12
- メディア: スポーツ用品
- クリック: 3回
- この商品を含むブログを見る
THERMAREST(サーマレスト) アウトドア マット Zライト/Zライトソル レギュラー専用 スタッフサック 30002
- 出版社/メーカー: THERMAREST(サーマレスト)
- メディア: スポーツ用品
- この商品を含むブログを見る
暫く経ったある夜のこと・・・。
仕事から帰ると、ラボ(自称)に籠ってObahan何やら工作中です。しばらくすると・・・。
Oba 「できたぁ~!」
「どうよ!。黒いのしか無かったから作ったわ!」
と何やら布切れを見せられました。例のサーマレストを入れて見ろ!とのご命令です。(自分ですればいいのに・・・)
Oba 「おぉピッタリじゃん!(o^-')b !」
「防水じゃないけど、いいでしょう!^^」
気を良くしたObahanの口は止まりません。その後も・・・、先日購入した製品を見たら簡単そうだったとか、100均の布で縫ったからコスト200円だとか、作成時間もそれ程掛からないとか、学生の頃「家庭科」で1番取ったとか、軽さには拘ったとか、紐の色が可愛いでしょうとか・・・。随所に自画自賛を挟みながら説明が始まりました。前にも書きましたが、色柄に拘りのなかったOSSANです。
こんな場面ではハイの5段活用で対応と決めてますw。┐(-д-`┌ハィ、ハイ・・・ハイ~!?
とまぁ、そんな流れを経て今回デビューしたばかりの思い入れある自作カバーなのでした。(まぁ殆どのアイテムがデビューなんですけどねw)それを若~い山ガールに、一発でチェックされて「欲しい!」と言わせたんですから。ただの自己満の世界が昇華された瞬間です。そりゃもう嬉しいのが手に取る様に伝わってきますw。
「でしょ~!!、どっかのハイハイしか言わないオッサンと違って、さすが見る目が有る人は違うわぁ!」なんて心の声が、ビンビン聞こえくる様でしたw。山ガールが過ぎ去ったあと・・・
OSSAN 「メルカリで出品して商売できるかも?!」
と、遅ればせながらのフォローで褒めときましたw。( *´艸`)
メルカリ用、装着イメージw。
気を良くしたみたいで、また違うバージョンで作る宣言しとりました。自慢してた自作コストが購入価格を上回る日も、そう遠くない事でしょう。(;^ω^)
*1:ここで登場する山ガールさん情報・・・。
富山(地元になるのかな?)からの”お独り様”らしく、「富山からだと途中良い山いっぱいあるでしょう!」って訪ねると、お天気が良いからどっか山に登りたくなって「今日の気分は常念かな!?」ってな軽~い感じで中房から上がってきたそう。途中の合戦小屋で出会った大天井ヒュッテ泊のお独り様ガールと意気投合したらしく、「そこからず~っと楽しくペチャクチャお喋りしながら登ってたんですよぉ♪」との事。そしてこの分岐で残念ながらお別れだとか。「テン泊装備重そうですねぇ。私は重過ぎも疲れたので最近はもっぱら小屋泊なんです!」って教えてくれたので、常念泊まりと受け取りましたが、もしかしたら日帰りだったのかもしれないです。お年頃は20台中~後半??。まぁ少なくとも、自分達よか若い割にしょっちゅう山に登ってる様子で、手慣れた感は見て取れました。