どうぞ、どうぞ。
山でのお話ではありませんが・・・
先日、某大手登山情報サイトの編集担当さんから、これまた某山行記録サイトにアップしてた私の写真を使わせて欲しい旨の連絡メールが突然舞い込んできました。(1枚だけですけどね・・・w)
まぁこんなお申し出が来て、嬉しくないわけが有りませんよね。
もちろん「どうぞ、どうぞ!」です。1枚と言わずなんぼでも・・・w
しかしながら、当然そんなプロのお眼鏡に叶う写真なんて思い当たる節が全くないOSSANでしたから、「どう間違って撮っちゃてたかなぁ〜?♡」「どれよ?♡」な~んて、ウキウキしながら”ご指名”のかかった写真の確認作業に取り掛かりました・・・。
「えっ、これ!?・・・どこが??」
これが正直な感想でした。゛(6 ̄^ ̄)?
撮った本人がそうなので、きっと他人はもっと思うことでしょうw。
とある山の特集に使って頂けるとのことで、その写真もその山のものなので、たぶん選択肢が少なかったのと、手っ取り早く最近のものから選んだって節もありますが・・・。
まぁ良しとしましょう!。<( ̄^ ̄)>
実はこの写真、重~い一眼レフから軽量化を謀って、新調したばかりのミラーレスカメラで撮っていて、ウキウキ持ち出した記念すべき第1回目の時のものだったのです。もうこれだけで「買って良かった〜!!」って思わせて貰える、嬉しい出来事となりました!(*´꒳`*)
また記事が公開されたら連絡くれるそうです。
いったいどんな場面にピッタリのイメージだったのか、ちょっと楽しみです!
初めてのテン泊登山(3日目)
人生2度目のモルゲンロート
山の朝はメッチャっ早やw。只今7月31日の午前4時です。
でも昨日あった筈のテントが無くなってるって事は、もう出発されてる方もいらっしゃるってことです。残ったテントも8割くらい明かりが灯ってます。さぁ最終日。3日目の朝を迎えました。
えっと、本日も朝のお天気は快晴です。
夏マッサカリの朝ですが、気温は”お布団から出たくない時期の寒さ”って言えば判って貰えるでしょうか。テントから出るにも少し気合が必要ですw。
ウルトラダウンを着こんで外へ。穂高の名峰達をチェックです。槍や北穂のテッペンでは、ご来光目当てでしょう、ヘッデンの光がチラチラ輝いてます。その上には大接近中の火星も・・・。(※この日が最接近でした。)
だんだん明るくなって、淡いピンクのグラデーションが降りてきました。
さぁ、いよいよその時です!
おっ!
おぉ~。
おおぉ~~!!
トリミングなし、光学ズームのみでこの大きさ。さすが近い!それに赤い!(※jpg撮って出しです。) 興奮してたのか後で見ると、同じ写真ばかりいっぱい撮ってましたw。まぁ下手な鉄砲、数打ちゃ・・・ってのが正解かもしれませんが。
Comple~te!!\(^o^)/
余は満足じゃ~!。昨日にも増して最高のモルゲンロート頂きましたぁ~!。
ご来光を大天井岳頂上で迎えた方々が降りてくるのが見えます。5時の時点でテントは半分以上は撤収済み。でもしっかり写真を撮りたい自分は遅めの撤収。(結局最後から2番目w)
さぁ帰ろう!
名残惜しいですが旅立ちの時間です。今日は昨日まで2日掛けて歩いて来た道を一気に戻らないといけません。
昨日真っ白だった鞍部。この谷がもう少し深ければ自分たちは通れなかったかも。
振り返ると、降りてきたトラバースルートがくっきり!
途中すれ違った26名の高校生の登山部ご一行様は、前を行く女の子に比べ後ろの男の子達のザックの大きいこと!「凄い荷物だね~」って話しかけてみると「自分24kgっス!」「テント5張りなんで♡」って、にこやかに松岡修三ばりの爽やかさが返ってきましたw。やるね~男子!カッコいいぞ!、青春ど真ん中やん!。
(やっぱ若いっていいなぁ・・・♡ってのと、甘酸っぱい記憶が少し蘇ったのはオバハンにはナイショw。)
午後3時過ぎ、中房登山口到着~!
帰り道の最大イベントだったケーキも昨日クリアしてしまったし、疲れた顔ばかり撮ってもしょうがないので、写真はほぼ撮らず。
いや~疲れました!もう歩きたくありません。でも駐車場までもうひと踏ん張り残ってました。(ノД`)
なんとなく大きなお風呂に入りたかったので、中房温泉ではなく安曇野の「しゃくなげの湯」で疲れを洗い流しました。3日ぶりのお風呂は最高~!\(^o^)/
さぁ次のお山は何処だ~!?
<終わり>
初めてのテン泊登山(2日目)
お早うございま~す。
えっと、お天気は・・・晴れてま~す!(^^)
『モルゲンロート』山への興味がホヤホヤのOSSANなので、最近覚えた言葉ですw。ひとつの単語だと思って使ってましたが、山とは無縁の英文科卒のお嬢さんに「ドイツ語ではMorgenが朝、rotは赤って意味ですよ。」ってサクッと指摘されて、そこで2つの単語から出来ていることを知った、そんなところですw。
初めてのモルゲンロートが『槍』
さぁ、その噂に聞くモルゲンロートの始まりです。
朝4:00に起床。ご来光を見ようと出てきた集団に背を向けながら、反対向きにカメラをセッティングします。北アルプスの名峰達の赤く染まりっぷりに期待が膨らみますw。
太陽が顔を覗かせてからの、ほんの十数分のショーでしたが、これでOSSAN初めてのモルゲンロートは北アルプス、それも一番画になる「槍ヶ岳」と言う事になるのでしょうw。暗い空から刻々と変わっていくグラデーション、ピンク色の雲に浮かぶ富士山なんかも見えて360°最高でした!。
ただ写真とか見過ぎてたせいか、期待してた程真っ赤では無かったなぁw。明日もう一度大天井岳でチャンスがあるので、”乞う御期待”ってトコですかね。
燕岳へGo!
さぁ、本日は昨日行きそびれた燕岳から始まります!。往復約1時間のコースタイムですが、途中絶好のカメラスポットも沢山あるので、ゆっくり撮影も楽しみながらのピストンです。
朝特有のヌケの良い真っ青な空!ウキウキ買ってしまった「燕」Tシャツ!(ここ以外で着たらヤクルトファンと間違われそうw)。イワヒバリも良い声でサエずってます。燕の女王様にどっぷり浸って最高過ぎです。もう何も言う事はありません!往復に倍の2時間もかけちゃいましたw。( *´艸`)
燕岳を満喫したあとテントと荷物をお片付け。さぁ大天井岳!・・・ってこのタイミングで、何故かのケーキタイム♡w。(ホントは明日の帰り道で頑張ったオバハンへのニンジン作戦だったのに作戦失敗です。)
折角なのでサンルームで頂く事に。しかもこの時間帯にこの辺りをウロウロしていられる様なヤワな登山者は他にはいない様で、贅沢な完璧貸し切り状態w。『燕山荘』はホント綺麗で、使ってる木なんかもぶっとくて立派な山小屋でした。( ^∀゚)d
大天井岳にGo!
このままだと永遠にマッタリし続けちゃいそうないい雰囲気。ここは勇気を振り絞って出発しなきゃです!。
"大下りの頭"でひと休みしていると、一気に雲が押し寄せてきて真っ白に。なのでここからはあまり写真はありません。
鞍部にある鎖場。
ここにはこのルートを開拓した小林喜作さんのレリーフがあります。ここにくるまでこのレリーフ、さぞや見晴らしの良い、コースなんかも見渡せる高台にあると思ってました。こんな谷底にいらっしゃるとは・・・w。行く手に見える階段の先もガッスガスで、永遠に続いてそうに見えて不安ですw。
大天荘(常念岳方面)と大天井ヒュッテ(槍ヶ岳)の分岐。大天荘まではあと500mちょっと。トラバースと言っても、ずっとガレ場の登りが続きます。気持ち空気も薄いのか息が上がるのが早くなって、オバハンはここからの登りで一気に顔から生気がなくなりましたw。
着きました~!早速テントを張って、遅めの昼食。ペペロンチーノと昨日残ってしまった焼肉の続きです。こんな山のテッペンでジュ~ジュ~焼肉も、なんだか変な感じです。相変わらず廻りは真っ白。
ひと息ついて何もする事が浮かばないので、片道10分くらいの大天井岳頂上へピークハントに出掛けてみました。
やっぱ真っ白で何も見えましぇ~ん。(=_=)
何もする事がないのでテントの中に戻って、しばらく友達とSNSってると、少し外が騒がしくなってきました。お外に出てみると・・・。
雲が下がって、穂高連峰が頭を覗かせていました。反対を見るとこれまた、本日歩いてきた燕山荘からの縦走ルートが浮き上がっておりました。
今回のOSSAN一番の目的と言うか楽しみは、この場所から天の川をバックに槍の写真を撮る事。その為にこの大天井岳をチョイスしたのです。Google先生が教えてくれた画像の数々は素晴らしく、それを見ては日々憧れておりました。
ところが・・・。
ところがです、昨夜気が付いたのですが、なんと今は”まんまるお月様”の満月。太陽が沈んで暗くなり始めると速攻輝きはじめて邪魔し始めます。それも一晩中w。いくらお天気が良かろうが、このお月様が明る過ぎて、天の川なんて写りましぇ~ん!。大誤算でした。(ノД`)
もう、残すは明日の朝!人生2度目のモルゲンロートに賭けるしかありません!。
と言う事で早めのお休みなさい!。ですw。<(_ _)>
<3日目に続く・・・>
初めてのテン泊登山(1日目)
さあ初めてのテン泊登山、第1日目のスタートです!
気合のAM4:00に起床!。廻りの状況が気になります。この時点での1番の気がかりは、お天気もですが、初日に目指す燕山荘のテン場に泊まれるどうかの、テン泊ライバルの動向です。こちらのテン場は30張程度と少なく、予約不可の早い者勝ちのシステム。特にこの時期は人気のお山なので、午前中でも一杯になるって情報です。敗北すると小屋泊か、途中の合戦小屋(10張程度)、もしくはその先の大天荘まで行くハメになります。※簡単に言ってますが6kmの縦走w。
恐る恐るそ~っと覗いてみると、駐車場はまだスッカスカ!。雨も大丈夫そう!。とりあえずライバルの心配は大丈夫そう。
「よぉ~し!張り切って・・・
もう少し寝よぉっと!w」。
さっそく予定変更w。
AM5:30 さすがに起きなければイケない時間w。駐車する車も少し増えて登山者の気配も増えてきました。ササっと朝飯を食って準備を整えて第1駐車場をあとにします!
第1駐車場から中房登山口間も少し距離と登りがあります。もう汗が吹き出してきましたw。
登山口に到着。本来登山者で溢れているはずですが本日は人影すら見当たりません。
さあアルプス3大急登の始まり!。と、その前に入山届と合戦小屋まで暫くトイレは無いので・・、できるだけ絞り出しておきましょう♡。OSSANは利用はしてないですが、どうやら水洗だったみたいです。
こんどこそ登山開始です!!w。(^_-)-☆
いきなりボチボチの急登が始まります。迷う事や滑落等の危険はありません。
第1ベンチ到着です。ここには水場も有りますが調子が出てきたところなのでスル~!まだまだ元気です!
第2ベンチも若干人が多かったのでスル~!まだイケます!
さすがに第3ベンチではキツクなってきてたのでスル~とはいかず休憩。すると数分後上からずいぶん若い団体さんが下りてきました。聞くと中学生だそう。学校のイベントの様で、かなりお疲れの様子でしたので席を譲って登り再開!(この時間に降りてくるって事は、あの台風が近づく荒れ気味のお天気のなか登ってたんですかねぇ?。先生判断大丈夫?と少し心配になりました。)
ここまでで気が付いた事が1つ。すれ違う登山者に、「凄い荷物ですねぇ」って声を掛けられる事がちょこちょこw。ちょっと期待を詰め込み過ぎたちゃったかなぁ?w。f(^ー^;) 確かに皆さん装備が軽そう。小屋泊&日帰りの方が多いみたいです・・・。
あとこのコース、噂では「北アルプス3大急登ってもたいした事ない!」とかの評判が多くて、それを信じて登っておりましたが、この頃になるとOSSAN18kgオバハン15kgの期待に膨れたザックのせいなのか、後半はキツくてなかなかペースが上がらず、何人か追い越されました。誰よ”楽勝”って言ってたヤツ!しんどいわ!w。
富士見ベンチでは「富士山なんかちっとも見えそうにないじゃん!」とボヤキ、頭の中で考える事は、ス・・・スイカ~!スイカはまだかぁ~!(´Д`)
待望の光景です!
初めて訪れたのに、写真や動画で何度も見過ぎて初めてじゃない気がしますw。早速スイカを頂きました~!(本当はそこまでスイカが好きでないOSSANですが、こんな場面では、甘くて冷たくて元気まで出て、めっちゃ美味しく感じてしまうから不思議です。)
さぁ復活です!\(^o^)/
と、このタイミングで雨が降ってきてしまいました。雨具の装備・・・。「うぅ~凹むぅ~、暑ぃ~!」。ついでにガスも出てきました・・・w。〇| ̄|_
着いた~!♡♡
でも真っ白~!ガッスガスです。何も見えましぇ~ん。(-ω-)
とりあえず、受付を済ませてテントを張ります。テン場は予想通りスカスカで、まだ3張程しか幕営されてませんでしたので選び放題!かなり風が強かったので少しでも風裏になりそうな場所をチョイスしてみました。(手前から2番目のテント♡)
予定だとここから燕岳へピストンの計画でしたが、ガスガスなので様子見。とりあえず落ち着いた事と、疲労&汗冷えのせいなのか、OSSANだけ震える程寒くなってきたので、服を着替えてテントで休憩することに。オバハンも速攻で寝息をたて始めましたw。(˘ω˘)zzz
2~3時間程寝てたでしょうか?。暫くすると外が騒がしくなってきました。テントから出てみると・・・おぉ~晴れてきてるぅ~♡!!
だんだん姿を現す燕岳に、皆んなで「もうちょっと、もう少し・・・」と盛り上がりますw。
もうバッチリです!「女王様、美しいですぅ~!♡」
燕山荘の廻りを散策すると明日向かう『大天井岳』や『槍ヶ岳』も見えてました!ゴリラ岩の足元には「コマクサ」も雫のジュエリーを着けてキラキラしてます。
せっかく晴れたんですが、夕暮れも近づいていたので、燕岳のピストンは明日にして晩御飯とお寝むの準備。下界では花火が上がっているのが見えました。
お休みなさ~い!
<2日目へ続く・・・> meizanpoor.hatenablog.com
初めてのテン泊(移動日)
7月27日(金)
普通に土日がお休みのOSSANですので、お仕事から帰ってきての金曜夜10時頃から出発して、適当に車中泊しながら安曇野の地に向かう計画です。ちなみにOSSANの移動手段は、後部座席を取っ払ってちょいと加工を施したプチキャンパー仕様のRV車です。
車中泊は、計画をザックリ考えて後は気が向くままフラフラ&お泊りしちゃえる、大雑把なOSSANにはピッタリのスタイルですw。山登りにも二人で行くには抜群に相性が良いと思ってます。
さあ出発です!。
高速をスッ飛ばしても松本までは6~7時間は掛かってしまう、小さな地方都市に住んでるOSSANです。もちろん夜通し車を走らせれば、なんとか翌朝から登る事が出来なくもないのですが、そこは寄る年波・・・いやいや土曜の駐車場やテン場の混雑情報等を熟考してw、今回は予備日としてゆっくり現地入り。当初は昨年ガスガスで駐車場Uターンを喰らった「美ヶ原」でも行こうかなぁ~?、なんて考えておりました。でもヤツのせいで台無しの予感です。
とりあえずヤツが近づいているので、雨が降るまでは走ろう!と頑張りましたが、意外に雨が降らず・・・。『恵那SA』で力尽きてお泊りとしましたw。
7月28日(土) ~登頂前日(予備日)~
朝7時頃に目を覚ますと、見ての通りの曇り、まだ雨は降ってません。早々に身支度を整えオバハンがSAのお店で買ってきたパンを咥えながら出発です。
南アルプスと中央アルプスの間を通り抜けながら、中央道を1時間も走ると目的地が近づいてきました。
午前9時、安曇野SA到着です。「さぁどうする?」
とりあえず、ほのかな期待を込めて『美ヶ原高原』へ上がってみる事に・・・。
終点の駐車場に着くと期待通りの真っ白!w。それにめっちゃ寒むぅ~。(半パン半シャツw) ただ、これが台風の影響なのか普通の「高原あるある」なのかは不明です。駐車場から売店までの数十メートル歩くだけで、体がいっきに冷えてしまったので、温かい信州そばを頂きました。甘めの出汁で、お美味しゅうございました!。(*'ω'*)
体が温まったところで店内を見渡すと、いきなり異変に気が付きます。さすがブラっと上がってきても、そこは標高2000m近い高原、おみやげの袋もこの通りパンパンw。弾けそうですw。オバハンは「みそパン」なるものを「行動食にしよ~♡」って、購入しておりましたw。
あと、ここへ登ってきたルートは、自転車のヒルクライム大会のコースの様で、冷たい霧雨が降る中、寒そうにクライムする方達も何人か見かけました。みなさん失礼ですけど結構年配な方ばかりw。若者は何をしているのでしょう?。
本当ならこんな景色が広がってるはずなのに・・・。またも駐車場Uターンです。(ノд-。)
その後は、安曇野市内に移動して、モンベルやら某バックカントリーショップなんかで町ブラ?しながら時間を潰し、途中ちょっとした愛車トラブルが発生して、ディーラーで時間を浪費する場面もありましたが、明日に備えてステーキでパワーアップを謀ったり、温泉に浸かってリフレッシュしたりで、ゆったりのんびりとした時間を過ごせました。ここまで台風らしい影響も殆ど感じてません。
中房温泉の第1駐車場、とぅ~着!
流石に午後8時過ぎ中房温泉の第1駐車場に着いた頃は、ちょっとだけ台風の接近を思い出させてくれる雰囲気で、車も5~6台と言ったところでしょうか、スカスカでした。
どうやら台風もちょっと逸れてきてるみたい!。さぁ明日に備えて、お休みなさ~い!w。
<登山初日へ続く・・・>
初めてのテン泊(さぁ本番!)
初めてのテン泊(本番)
ホントはもっと準備編をアップするつもりでした・・・w。でも時間は待ってくれず、初めてのテン泊。
行ってきちゃいました~!!
今回の目指した山は
中房登山口よりエントリーして、燕山荘のテン場で一泊。そこから大天荘に移動してテン場で一泊。一気に逆戻りで下山のピストン計画です。
いきなり北アルプス!!って思われた方もいらっしゃるかもしれません。確かに中房登山口から燕山荘への通称「合戦尾根ルート」は、北アルプスでも3大急登のひとつに数えられるコースとなっていますが、知ってる人には「あ~、エントリコースには丁度いいんじゃない。」って言って貰えると思います。
難易度・危険度共に少なく、燕山荘に至っては「日本一行きたい山小屋」に選ばれる程大人気で、生ビールはもちろんケーキは食べられるわ、途中の合戦小屋では冷たいブランドスイカは食べられるわで、絶景以外のご褒美も盛りだくさんw。登り下りでの渋滞や、登山口の駐車場の心配をしないといけない程の大人気ルートです。特にこの時期は夏休みの子連れ登山も多く、老若男女で混雑必死なお山となっております。
急登具合もネットで見る分には、「たいした事ない」とか「三大急登の割に・・・」って良く見かけましたから、OSSANもその言葉を信じて気楽にチョイスw。(感想は、のちほどw)
燕~大天井の縦走についても、「表銀座コース」の一部で、大天井から先(槍ケ岳間)は、難易度がグッと上がるみたいですが、そこまで行かないので大丈夫!w。いきなり大天井まで1日で行程を立てる人もいらっしゃる様なので、かなり余裕のある行程になってる筈です。・・・たぶんw。
やつがやってきた!
出発まであと1週間。何事もなく順調に進んでいます。ただ気がかりなのはお天気。今までの数少ないお山経験なのに、結構お天気に悩まされた過去があるOSSANです。
(※基本晴れ男で、毎回最終的にはバッチリなお天気になるんですけどねw。)
どうやら今回こそは、週間天気予報を見ても晴れマークが続いてますし、テレビニュースでは「”猛暑”の上に”酷暑”って言葉ができました!」とか「命に危険を及ぼす暑さです、注意して下さい!」と連日伝えているくらいですので大丈夫そうです。天気図を見ても、雨どころか雲すら少ない状況です。v(^^)
OSSAN 「さすがに今回はお天気の心配はしなくて良さそうやなぁ~。」
「良すぎて暑さ対策で水分いっぱい要るんじゃない?」
なんて安心しきってました・・・。
しかし・・・。
世の中はそんなに甘くはありませんでしたw。
いきなりヤツは現れたのです!
「台風12号」
それもまるで登山日を狙った様な、見たこともないコースとタイミングで・・・。
29日(日)は、まさに中房から急登を登り始める予定の日。予報円のど真ん中がみごとに重なってますw。このイケズな台風の発生に、またも自分の持てる貧弱な情報と判断力をフル動員して、最善の方法を導きださなければならないハメになってしまいましたw。オバハンが同僚から勝ち取った夏季休暇の日程は、もはや変える事ができません。
思い起こせば一昨年の富士登山でも台風に虐められました。去年もやっぱり台風、それも1か月も前にできた超ご長寿な珍しいヤツにw。今年もか・・・トホホ。
オバハンから、別にB案・C案まで考えろとの命令が下りました。(;^ω^)
とりあえず・・・
A案、自分の晴れ男度を信じて強行突破!
B案、台風の進路から離れて九州(九重)方面に行く。
C案、更に足を延ばして東北(尾瀬)方面に行く。
・・・D案、諦めて家で雨戸を閉めてフテ寝w。
オバハンにはC案まで伝えておきました。
さあ、各機関や海外の進路予想や、釣りで重宝してる某気象情報サイトとにらめっこして決断の時です!最終的には強行突破をすることに。
OSSANの希望的予想はこうです!。
初日(29日)は雨はそれほどでもなさそう。山の風が想定不能なので現地状況により、登山開始時間を遅らすか、最悪次の日に延ばして1泊に変更。
2日目(30日)以降は台風一過で抜群のお天気になる!・・・あとは自分の晴れ男度を信じるのみ。
ただこんな天気も、悪い事ばかりではありません。ひとつだけ良いことがあります。それはきっと登山客が少ない事。きっと混雑は避けられるでしょうw。
(※上記に登場する某サイトはかなり細かく予測情報を提供してくれて、今ままで釣りではOSSANの信頼と実績をめっちゃ勝ち取ってます。ですが山では?なので安にお勧めして自己責任とはいえ事故につながってもいけませんので、追々に状況をみてご紹介させてください。)
さぁ、行くと決まればもう怖いものはありません。台風に向かって車を走らせるだけです。あ、ちなみにOSSANは西日本の方に住んでますので・・・w。
<登山前日へ続く・・・>
バーナー編の続き・・・(気を付けなはれ編)
「オプティマスウインドシールド」との組み合わせ
前回のバーナー編の最後に、ちょっと思わせぶりな一文を乗っけてしまいましたが、関係ない人には全く関係ない内容ですw。もちろん他の組み合わせがどうなのかは、全く役に立つ情報を持たないOSSANですので、ご了承願いますw。
ある休日の朝。
OSSAN 「むむ!?」
「えぇ~~!!」
話はOSSANの購入した「ウインドマスターSOD-310」と、前の晩届いたばかりのオプティマスの「ウィンドシールド」を、ウキウキ合体させたところから始まります。
下手な説明より画像を見た方が早いので・・・
判ります?
そう!オプションで購入した4本五徳が、見事に干渉してる。
早速ネットで、このオプティマス推ししてくれたページを訪ねますが・・・
組み合わせが違う・・・_| ̄|〇
すがる思いでGoogle先生に助けを求めますが、希望する回答に辿りつけません。
OSSAN&オバハン 「この組み合わせ駄目なの~!?」
少し冷静になって思いついたのは・・・「標準の3本五徳はどうなんだろう?」
早速やってみました。
いけた~!(^^;)
でも・・・。その辺に転がってたクッカーを置いてみると・・・。
初めて取り付けてみましたが、ほんの少しでも重心のバランスが崩れるとひっくり返っちゃいます。安定感が全く感じられません。って言うか3本五徳って使えるの?どんな場面?って疑問が湧くレベル。もう速攻で廃棄処分にしてしまいたい気分ですw。
困りました。google先生の教えてくれる情報は、風防の上部をカットするものばかりで、これは風防からハミ出る様なクッカーを使用したい場合のもの。オバハンがストームクッカーで妄想を膨らませてるうちは、我が家には必要ない加工です。
縦に溝を切っておられる方もいて、それだと比較的加工は少なくて済みそうですが・・・。
OSSAN 「やっぱ、切るしかないのかぁ~。」
「どうやって真っすぐキレイに切るかなぁ~」
と悩んでいると、ふと・・・「ん!?、切る?!」
もっと簡単な方法を思いつきました!そう、”五徳の方を切ればいいんじゃね?”
作業も簡単だし、失敗した時の損失額も最も少なそうですw。
恐る恐る2本だけSOTOマークのTが少し残る辺りでカットしてみました。
取り敢えず成功でいいんじゃないでしょうか!\(*'ω'*)/
風防部と当たってますが、ウインドシールド自体の精度がそれ程ないので、逆に真ん中で固定されて安定する感じです。
将来的にはウインドシールドの上部を5mm程カットする事になってしまう様な気も少なからずしてますがw、暫くはこれで使ってみようと思います。
どうでしょうか?少しは参考になりました??
勿論もっと 良い方法をお知りの方は、今からでも大丈夫?なので、教えてくださいね~!